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農life Vol.02 栗原 玄樹

農life Vol.02 栗原 玄樹

生産者であり、調理師。そして野菜ソムリエとしても活躍する栗原農園の若手農業家、栗原さんにインタヴュー!!(写真右・栗原さん / 写真左・栗原農園勤務 斉藤さん)

インタビュー

総面積の約八割を山林・原野が占め、中央を貫流する山田川に沿って耕地が形成されている、茨城県常陸太田市。静かな大地とは裏腹に、華やかな祭りが活発に行われている地域でもあります。
その同市を、確かな知識とエネルギッシュな行動で盛り上げていくのが、栗原農園の若手農業家、栗原 玄樹さん。

「地域の農業を守り発展させていきたい」と話す栗原さんは、生産者であり、調理師。そして野菜・果物の正しい基礎を習得し、知識の伝え方、レシピ提案に役立てることを趣旨とした資格、ベジタブル&フルーツマイスター協会認定の野菜ソムリエでもあります。

資格を活かし、実際に活動する栗原さんの毎日は多忙そのもの。
生産の仕事に加え、市主催の朝市や祭り、スーパーでのイベント、店頭での試食販売にも積極的に参加。また、店舗にもレシピカードを置き、実際に店頭に立ち生産過程の説明から調理法までをトータルサポートし、消費者や取引先との交流を欠かさずに行っています。

「安心安全は当たり前。農園として、人間として、信頼されていくことが大切」という理念の元、自らのブログホームページ上でも、独自のレシピを公開。
調理師として料理を作るスペシャリストでもある栗原さんの作るレシピは、新鮮な野菜を使用し、安心でおいしいのはもちろんのこと、食欲をそそる色彩で見た目にも華麗です。

栗原さんは、平成18年、調理師学校を卒業。
実は、当時、料理人になることを目標としていましたが、「ある人との出会いがきっかけで、農業を志すようになった」そうです。

その「ある人」とは、調理の勉強のため、アルバイトを始めた創作料理店のシェフの方でした。
店で使用されるのは、オーガニック野菜。栗原さんは、そのシェフや、従業員の方が野菜を大切にし、仕入にもとても気を配っていること知り、野菜そのものを作ることに興味を持ったといいます。
シェフは後に、自ら店舗を構え、栗原農園の野菜を購入するようになりました。

農園で生産される主要作物は、水耕栽培でこねぎ。他に、サラダ野菜、ホワイトセロリやマスタードグリーンなど、珍しいハーブの生産や稲作、他品目で露地野菜も行っています。

20代の栗原さんですが、農園の意思を受け継いでいくことも忘れません。
「同じことの繰り返しのように思える些細なことや、一つ一つの何でもないことを大切にしよう、と考えています。消費者にとっては、野菜が口に入って、喜びや感動を得たり、人生がより良いものになったりするきっかけになることもある。他人の人生に関わってることなんです。だから、目の前の作業ではなく、その先にある人の幸せを見て野菜を作ろうと心がけています」と、生産販売だけに留まらない「農業家」としての顔を覗かせます。

「シェフとの出会いがなかったら農業を始めていなかったかもしれない。だから、生産に関わる人はもちろんのこと、異業種の方とも幅広く交流を持つこと、人と人とのつながりを大切にしています。」と栗原さん。

伝えたい想いと、学びたい気持ちがある。
栗原さんは「人」と「人」を、やがて来る未来の農業へ、一つ一つ繋げています。

プロフィール

栗原 玄樹(くりはら げんき)
平成18年、調理師学校を卒業。
調理師学校時代のアルバイトがきっかけで農業の道を志す。
ベジタブル&フルーツマイスター協会認定の野菜ソムリエの資格を持つ。
ブログ:http://www.yutari.jp/blog/Genchan/

農園情報

有限会社 栗原農園
住所:茨城県常陸太田市芦間町1091(常陸太田駅より車で10分)
TEL:0294-76-0120
ホームページ:http://foodpia.geocities.jp/kuriharafarm_g/

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